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3Dプリンターは陶器用もある。
Posted on 2019.06.21(Category:日々の制作のこと)
傘立を作っています。
石膏型を使い作っています。
どうも傘立陶芸家の純朴な奥田大器です。
石膏型は偉大です。
この石膏型多分ですが20年以上使ってます。
長いですよ。
何個の傘立がここから出来たか。
今時代は3Dプリンターです。
奧さん、陶器も3Dプリンターで作れるんです。
型を3Dプリンターで作るとかではなく、
泥を出力して立体物を作れるんです。
陶器用の3Dプリンターです。
もうロクロを回す必要がねえ!
陶器作りのパラダイムシフトが
起ころうとしています。
彫像職人さんが言ってた事が
陶器の世界にも及ぼうとしています。
パソコンのソフトでデザインして
ボタン一つ押したら
生土の素地が出来上がる未来が
そこに来ているのです!
てかそうしてる人だっている。
えらいこっちゃです。
しかしソフト使えねえ・・・。
ワンフェスで3Dプリンターとか
見るけど全く使い方が解らねえ。
まだまだ石膏型で作ります。
3Dプリンター導入しても
まだまだそれが商売にならない。
陶器用の3Dプリンターの値段が
詳しくは解らないのですが高価な物です。
3Dプリンターは選ばなければ
だいぶん安くはなりましたけどね。
商売になってから導入していては
遅いんですがね・・・。
それでは遅いんですがなかなか。
社長(父)!是非考えて下さい!
息子は陶器の
3Dプリンター欲しいって言ってるよ!
動かし方全然解らんけど!
この傘立や陶製の水琴窟を
3Dプリンターで出力する日も近いかもしれません。
うちみたいな陶器屋、
ある意味"陶器メーカー"は難しいんですよ、
その辺りの判断が。
陶芸家、伝統産業や伝統芸術の領域で
活動している人ならロクロ技術が
あればいいんですよ。
その"手"で作られる作品世界が
既に価値のある人や領域。
そっちで突き抜けたら3Dプリンターとか関係ない。
しかし我々"陶器メーカー"は3Dプリンターを
無視する訳にはいかない。
ネット技術と陶器用3Dプリンターは
避けては通れないお題です。
なんか出来そうな気がするんですが。
「何か出来そうな気がする。」とか言っちゃう人は
なんにも出来ないんですよね。
そんなデザイナー山ほど見て来た・・・。
【大器の器Ch】
3Dプリンターを見るワンフェスです。
来年は出せるかな・・・。
今週末の大器の器ギャラリー情報。