丸太の様な土を練る

Posted on 2018.03.22(Category:日々の制作のこと)

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土を練る機械、土練機。
純朴練って練って練りまくる
陶芸家の奥田大器です。
本日も陶芸家ブログが始まりました。

陶器屋の基本中の基本は土練。
土練機で土を使い易く調整するのが土練です。
昔は全部手で練っていました。
技術が進んでいる時代に陶器屋で良かった。
まあ、今でも手で練る場合はあります。
夏場だと顔が汗の滝になります。
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これが大元の粘土です。
土の業者さんから買ってきた時の状態です。

ここから成型に使い易いように土を調整する訳です。
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これが土練機です。厳つい機械感。
こびりついた油が稼働してきた年月を物語ります。
音と煙が凄いです。
窓を開けるのを忘れると煙が凄いです。

うちの機械こんなんばっかり。
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この土練機は真空土練機です。
土練中に空気を抜きます。
このチューブから強制的に空気を抜いていきます。

何故空気を抜くのか?
空気が入っていたら土が折れます。
土が折れるという事はヒビが入っているという事です。
パラパラになります。
これだと各種成型がやりにくい。
細かい成型なんかは出来なくなります。
ですから物凄い煙を出してモーター動かして空気を抜きます。
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ここから土が出て来ます。
それでは本日はサイナラ。


【大器の器Ch】第223話
丸太の様な土を練る。

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