ちょっと振り返ります...。

思えば恥の多い陶器人生です。
純朴コミック陶芸家の
奥田大器です。

今日はふと想う事があり、
少し自分が作って来た陶器達を
振り返りたいと思います。

結構‟変な物"を作ってます。
冷静に考えたら。
でも歩みを止めるつもりはありません。
又、止め方も解りません。
坂を上ってるのか、下ってるのか、
行けば解るさ、迷わず行けよ。

まずは炭水化物Love皿です。
２種類（米×米、米×麺、麺×麺）の
炭水化物を心行くまで堪能する皿です。

色んな人から
「ふざけるな!」
と励ましの言葉を頂きました。
僕は全くふざけてるつもりはありません!!
売れ行きはご想像にお任せします。

仲良き事は美しき皿です。
Love＆Peaceを体現した
つもりだったんですが・・・、

「二匹目の泥鰌狙いじゃねえか!!」
とのご指摘を沢山頂きました。
二匹目の意味が全く解りません。
仰ってる意味が解りません。

こんなフリーカップも作りました。

「もう二匹目でもなんでもねえじゃねえか!!」
と貴重なご意見を頂戴しました。
こっちも必死ですからね。

キットカット専用皿です。

「・・・お前恥ずかしくないのか？」
恥ずかしいって神経が残ってたら
こんなの作らねえよ!!

HP担当者談、
「ホンマにHPに載せるんですか？」
ええ～載せますよ。
HP載せる載せないで大喧嘩しました。
僕はキットカット専用皿の
存在する意義を泣きながら電話口で話しました。

うん・・・あれ要らなかったな。
載せた結果はご想像にお任せします。

これは谷陶択君と共犯です。
陶甲騎兵スティールメイト!!

とある陶芸家さん談、
「おいオタク野郎、仕事をなめるなよ・・・」
決してなめてる訳ではありません。
中二が抜けないだけです。

ちゃんと水琴窟（陶琴）も
作ってますからね～。

でもこれも作り始めた時は
誰も相手にしなかったのよ。
飛込み営業で旅館行った時に、
一通り説明を聞いたその旅館の社長から
「それではお帰り下さい。」
と玄関を指さし追い返されました。
（これ実話よ。憶えてろよ日本海側のとある温泉街）

だから俺は炭水化物Love皿も
どうなるか解らないと思ってる!!
未来は誰にも解らない。

ある陶芸家さんに言われた言葉です。

「君の作る物は全く大した物じゃないし、
俺はこれっぽっちも欲しいとは思わない、
でもなんか挑戦は感じる。」

充分じゃないですか!!
誰も解らない未来に向かって挑戦します。