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検品に引っかかる。
Posted on 2016.09.16(Category:日々の制作のこと)
引っかかりました。
純朴チェック陶芸家の
奥田大器です。
水琴窟の透水器、
我が社の検品に引っかかりました。
社長の厳しい検品です。
どんどんチェックが厳しくなってきます。
「えっ、これもダメなの。」
みたいな感じになってます。
いやいや当然の事です。
俺が甘い。きっと甘い。
いい色なんですけどね。
表面もいい感じなんですが。
ちょっと水の落ちが遅いみたいです。
まあ、おっさん(親父)の感覚ですが・・・。
俺は何も言いません・・・。
同じ原料調合、
同じ窯、
同じ作り方、
でもばらつきが出ます。
窯の中の酸素の量や
温度のムラが影響してると思います。
そんな簡単に均一には出来ないんです。
理論はあるんですが
その通りになる事は殆ど無いです。
そこで・・・、
もう一回窯に入れてみます。
"理論上"ではこんな事しても
絶対水の染み具合は変わらない筈です。
でも陶器は何が起こるか解らない。
絶対やっちゃダメと言われてる事やったら
上手くいく事が結構あります。
還元の窯に二回入れて
より漏れるなんて事は"普通"ありません。
でも"普通"ない事がよく起こります。
所詮土と水と火です。
何が起こってるのかはよく解りません。
火が入ってる窯の中で
実際に観察したやつはいないわけです。
ですので意味の無い様な実験してみます。
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