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工場の横から苔を採る。
Posted on 2016.05.30(Category:大器の器オリジナル作品について)
どもども、苔野郎です。
奥田大器です。
工場の横には苔が生えてます。
これを採って水琴窟に植えてます。
『大器の器』、苔はタダです。
大変助かっております。
造園業界には、
「苔に手を出すと貧乏する。」という
言葉があるそうです。
それだけ管理と育成が難しいみたいです。
これから梅雨です。
『大器の器』では苔は生え放題です。
自然の営みに任せましょう。
苔には手を出しません。
そして明日の夜、
ついにこの陶琴Lightの
水滴が全国デビューです!!
俺が撮ったらこんなんだけど、
NHKクルーが撮ったら
きっと綺麗。
綺麗に水滴が水琴窟に
弾ける水音をお楽しみ下さい。
そして...宣伝です。
『陶琴Light2』がデビューです。
ええ、テレビに合わせましたよ。
何か文句ありますか。
苦心の商品ページ、
見て下さい。
色々なドラマがあったな~...。
『陶琴Light2』の商品ページです。
→http://bit.ly/1X7KQby
【※第7回、先週見た映画のコーナー!!】
最近毎週末に映画館に行ってます。
映像学科出身ですから。
今度観る映画の参考にして下さい。
・観た映画
『ズートピア』
☆4.0(最高5)
・感想
いや~アメリカの3Dアニメは面白い。
本当に人物(動物?)に
感情移入しちゃいました。
泣きました。
この作品、散々"差別"というのが
テーマだと色んな批評で言われています。
そりゃそうです。観たら解ります。
でも、もう一つテーマがあると思うんです。
それは田舎もんが街に出て
色んな経験をへて一人前の社会人として
自立するという事だと思います。
さんざん"差別"テーマについては
語られているからそっちの方から見解言います。
ジュディという夢を抱いた
田舎もんがズートピアという
大都会に出て行って皆に認められる。
何か身につまされるな~。
と映画を観てる最中ずっと感じていました。
そうだ、これ俺だ。
テレビの世界に夢を抱いて東京に
出て行った俺と一緒や!!
そこら辺からジュディの一挙手一投足に
感情移入しまくりです。
俺はちょっと厳しかっただけで
直ぐに逃げて田舎に帰った訳ですが
ジュディは違う!!
困難と闘って一つ一つ
信頼と自信を獲得していく訳です。
もう泪無しには観られません。
そう、信楽に結構いるやん。
一回東京に出て行って帰ってきた人。
特に窯屋の跡取りに多い...。
大学なり短大を卒業して
一回は東京に就職するけど直ぐに帰ってくる人。
(注、色んな事情があるからね。
止む無く帰らなければ行けない人もいますからね。
そういう人じゃなくって仕事辛いから辞めて
家業継いどこうと簡単に考えちゃう人の事ね...、
って俺やないかい。)
希望と現実の狭間で
打ちひしがられる。
誰にでもあると思うんです。
そんな経験。
ジュディも一回帰るんです、田舎に。
でももう一度立ち上がる。
諦めない。
そこいらに映画を観ていて
自分で気付いちゃった時、泣きました。
もう"泪"です。号泣ですよ。
ズートピア観て号泣ですよ。
恥ずかしいわ。
そんな"夢叶わずに現実としての
田舎(地元)を選んだ人"には、
胸の奥に刺さる物がある作品だと思います。
でもそこからが大事なんだと訴えています。
困難は当たり前、
それをどうやって超えていくのかが
知恵と勇気だと教えてもらいました。
いい映画です。
シリーズ化希望。
もう一回観に行こうかな~。