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12月になったら土が凍てます。

Posted on 2015.11.05(Category:日々の制作のこと)

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そろそろこいつらに頼る季節がやって来ました。純朴練炭コンロ陶芸家の奥田大器です。
まだ11月の上旬です。昼間は暖かいです。
しかし直ぐに生土が凍てる12月がやって来ます。

4年前、TEIBAN展に出す予定の大壷を12月に凍てさしてバラバラにした事が思い出されます。
あれは・・・辛かった。
それまでは年が明けるまでは練炭は使いませんでした。
それ以来12月から練炭使って凍てを予防してます。

これを使うまでは夜中に窯に来てストーブ焚いたりしてました。
これも火の確認にちょくちょく行きます。
夏は当然この凍ての心配はありません。しかし作業が汗との戦いです。
冬は凍ての心配ばかりしています。
冬は夏がマシと思い、夏は冬がマシと思っています。
何年経っても思っています。

もうすぐコメリに練炭を買いに行きます。
たまに売り切れている時があります。信楽は冬の練炭の消費量が多いと思います。
そんな時は知り合いの窯屋に貸してもらったりします。
美しい窯元の連帯があります。
練炭の融通の仕合です。昭和30年代ではありません。平成27年です。

この練炭が出て来たら今年も残り少ないなと感じます。
もう2ヶ月切っています。
ほんま早いわ・・・。何度も練炭見てる気がします。
でも1年経たないと出しません。確実に1年経っています。

あの信楽高原鐵道の再開から1年です。
旗を振ったのついこの間の様な気がしているのですが。
気があせります・・・。

忘年会ラッシュを楽しみにして今年を乗り切りたいと思います。
そろそろ予定が入って来ます。

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