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宝瓶でのお茶の淹れ方解説します。自分が解っている限り一生懸命説明します。

Posted on 2015.03.26(Category:大器の器オリジナル作品について)

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宝瓶と水琴窟を心から愛する陶器屋、奥田大器です。
『大器の器』はオリジナル宝瓶も製作しています。

宝瓶についてお客様から聞く意見で多いのは、
「宝瓶でのお茶の淹れ方がよく解らない。」というご意見です。
良く考えたら僕も宝瓶という物に出会うまでは
全く解りませんでした。

今日は出来うる限り、自撮りの解説写真で説明します。
少しでも宝瓶という物を知って下さい。

①お湯を沸かす。
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沸騰するまで沸かして下さい。
チンチンに沸かして結構です。

②宝瓶セットと茶葉を用意する。
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これが無いと話になりません。
『大器の器』の宝瓶セットは茶葉(朝宮茶)も付いています。

茶葉は普通に売っている物で結構です。
種類もお好きな物(煎茶、ほうじ茶、紅茶等)で結構です。
紅茶なんかも宝瓶で淹れられます。

今回は煎茶で淹れます。

③湯さましに沸騰しているお湯を入れる。
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なみなみと注いで下さい。

注ぎ終わったらそのまま放置!!
その間に、

④茶葉を宝瓶に入れる。
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さらさらっと入れましょう。
この量は本当にお好みです。


今日は渋めが飲みたい気分だったので
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これ位入れました。

⑤ちょっと冷ました③のお湯を注ぐ。
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全部注いで下さい。
煎茶ですと65℃のお湯がベストだそうです。
沸騰したお湯を湯さましに入れて"冷ます"んですね。

⑥注ぎ終わったら蓋をして"茶の間"を感じる。
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大体、1分位待ちます。
茶葉からお湯にお茶が染み出る時間、この間を"茶の間"と言います。
ここで家族や友達、仕事仲間なんかと団欒して欲しいです。

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僕はこれ位お茶の花が咲いて来たら淹れます。
これも個人の好みですので自分のお好きな味を追求して下さい。

⑦朝顔に交互にお茶を淹れる。
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宝瓶に付いているお猪口みたいな容器、
これを"朝顔"と言います。

宝瓶には普通、2個付いています。
それは相手にお茶を淹れる事が前提だからです。

普段使いの物は急須、お客様や友人、
おもてなしする時は宝瓶といった感じで使い分けます。
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2つの朝顔に交互に淹れて行きます。
大体3回ずつ位でいいと思います。

お茶の濃さを均一にする為です。
ここは出来る限り同じ回数に合わせましょう。
その方が僕はいいと思います。

最後は振って絞り出しましょう。
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⑧相手にお茶をお出しする。
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さあ、飲みましょう。
会話、団欒をお楽しみ下さい。

お茶菓子があれば最高です。
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ああ、美味しい。

因みにこれが一煎目です。
三煎目位までお茶が出せる様になれば素晴らしいです。

朝宮茶農家さんの中には五煎目まで出せる人がいます。
その人はお茶の賞取ってました。

▼ちょっとだけ豆知識。
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この茶葉の袋、温度が書いています。
これはその茶葉の種類が何℃のお湯で淹れるのがベストか記しています。
一番旨みが出る温度です。

種類によって違うんです。
煎茶は65℃。
ほうじ茶、紅茶は100℃、すなわち沸騰したお湯をそのまま入れて大丈夫です。
宝瓶で淹れる場合は湯冷ましは入りません。
火傷に注意して下さい。

いかがでしたか。
少しでも宝瓶について解ってもらえたらと思い、
淹れ方を説明させてもらいました。

勿論、人其々、オリジナルのやり方があります。
是非、これを基本に其々の宝瓶でのお茶の淹れ方を見つけて下さい。

本日は失礼致します。

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ご興味のある方是非見て下さい。

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