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TEIBAN展、茶器への"ヒント"

Posted on 2015.01.21(Category:日々の制作のこと)

20150121_tyakihoubin_01_IMG_1521.jpg
TEIBAN Japan classico「滋賀のモノづくり」展(以下TEIBAN展)への
試作品、今日も窯に入れております。

昨日、ひょんな事からあるお茶農家さんと
話す機会がありました。

その農家さんは色んな所に出ていって自分でお茶を淹れて
実演もされています。
その時宝瓶を使ってお茶を淹れるそうです。

プロはお茶の出具合を"色"で見るそうなので
業務用の宝瓶はほとんど白色だそうです。

黒はカッコいいけどその点で使いにくいと。

ショックです。
ちょっと考えたら直ぐ分かりそうなのに気付けませんでした。

今日窯入れして試験する筈だった茶器の色を変えました。
黒は省き白系統の釉薬を使いました。

またTEIBAN展での出展の仕方に
素晴らしいヒントを頂きました。

お茶の色がよく分かる茶器がポイントです。
まだまだTEIBAN展ぎりぎりまで考える事になりそうです。

勿論、水琴窟(陶琴)の試験もしてます。
20150121_tyakihoubin_02_IMG_1522.jpg
この写真左に写っている茶器、急瓶はビードロ釉です。
この色は『大器の器』の色ですのでマストです。

右が卓上水琴窟です。『陶琴Light』です。
TEIBAN展仕様に製作しています。

奥田大器の好きな色、彫り方で加飾しました。
これは僕の意見、好みオンリーで作っています。

昨年のTEIBAN展であるデザイナーさんに言われました。
『大器君の商品は目につき過ぎる、
もっと目につかない様に水琴窟が存在してるデザインにしなさい。』

ごめん先生、もっとクセのあるもん作ってもうた。

まっ、色んな人が色んな考え持っていますから
意見も取捨選択していかなければあきません。

残念ながら一年有ったけど僕には出来ませんでした。
20150121_toukin_01_IMG_1523.jpg
Room陶琴もTEIBAN展用に釉薬付けています。
写真両端です。真中の商品は花台です。

どんな物が窯から出てくるか楽しみです。
まだまだTEIBAN展への試験は続くと思います。

それでは本日は失礼致します。


※【第5回TEIBAN Japan classico 滋賀のものづくり展の詳細】
(TEIBAN Japan classico展『信楽』から名前が変わりました)
開催日程
2015年2月19日(木)〜22日(日)
時間11:00〜19:00(22日のみ17:00まで)

場所:リビングデザインセンターOZONE
(新宿パークタワー1F/アトリウムギャラリー3)
〒163-1001東京都新宿区西新宿3-7-1

TEIBAN展のFBページです。


※『大器の器』も参加する
信楽窯元散策路、街歩きイベントの詳細】
今年で10回目の記念イベントです。
信楽町長野地区の窯元が集まっている集落、町内を散策するイベントです。

春の度に窯元街歩きマップを製作しています。
各参加窯元が独自のイベントを行います。
ゆっくりと窯元散策を楽しんで"体感"して下さい。

▼(街歩きイベント 場所)
滋賀県甲賀市信楽町長野一帯
▼(街歩きイベント 日程)
2015年 4月17日(金)、18日(土)、19日(日)の3日間



【お知らせ】
①今週末の【純朴陶芸家 創作 大器の器 水琴窟ギャラリー】のお知らせ
詳しくはこちらをどうぞ。

②『陶琴』シリーズや当HPの商品に質問、疑問がございましたら遠慮なくお電話、eメールでご連絡下さい。
詳しくはこちらをご覧ください。

③【純朴陶芸家 創作 大器の器 水琴窟ギャラリー】の詳細情報です。
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