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"水琴窟"と"陶製水琴窟"
Posted on 2014.07.22(Category:水琴窟と水鉢について)
水琴窟に悩む水琴窟陶芸家、
奥田大器です。
今日は陶琴とはすこし違った話です。
"水琴窟"と"陶製水琴窟"の違いとは何かという話です。
『大器の器』で作っている陶製水琴窟『陶琴』は簡易移設が出来る"陶製の水琴窟"です。
僕が考える"水琴窟"の条件を組込み、限られたスペースと条件下で水琴窟の"水音"を楽しんで頂ける様に製作しています。
しかし古来より水琴窟として設置されている、また今まで研究されている結果を鑑み奥田大器なりに考えた"水琴窟"の条件があります。
①水滴を落とす物である。
②その水滴を落とし反響させる容器が"甕"状である事。
③その甕が地中に埋まっている事
④響く音が金属音の様な高音である事
この4点ではないかと考えています。
勿論、音の波長や水滴の形、落ちる高さ、それらを熱心に研究されている方々もおられます。
しかし水琴窟のイメージ(ビジュアルイメージ)や古来からの設置状況を見てみますとこの4点が叶っていたら多くの人がイメージする
水琴窟像になると思います。純朴陶芸家ですのでイメージ先行の水琴窟考です。お許し下さい。
"水琴窟"と言うにはこの4点が必要では無いかと思っています。ですので『大器の器』の水琴窟は"陶製水琴窟"なのです。
もちろん"水琴窟"の水音に負けないよう家族、職人一同その部分にこだわって作っています。ここは妥協しません。
しかしこの4点を叶えた"水琴窟"を設置するには沢山のお金と手間がかかります。正直庭に余裕なスペースがある方々に限られると思います。
『大器の器』はもっと広く沢山の方に水琴窟の音色、その音色がもたらす"潤いの場"を持って頂きたいと考えています。
ですので設置条件が非常に狭まる③を除いた①②④で勝負をしています。
しかし陶製水琴窟とはいえ水琴窟と名乗っていますので今、事務所の庭に地中に埋める水琴窟が作れないかと家族と職人で相談しています。
実現には色々と障害がありますががんばりたいと思います。
そんな陶製水琴窟の音色を聞きに是非来て下さい。
【陶製水琴窟の音イベント 陶琴の音色 公聴会】
【開催日時】
2014年7月12日(土)、13日(日)、
19日(土)、20日(日)、21日(月、祝)、
26日(土)、27日(日)
9:00~17:30
イベント期間中は大器の器の家人が抹茶とお茶菓子でおもてなしします。
陶琴の事について何でも遠慮なくお聞き下さい。
【場所】
滋賀県甲賀市信楽町長野1330-2
(株)壷八内 大器の器ギャラリースペース
【お問い合わせ】
TEL 0748-82-0186
MAIL otoiawase@daikinoutsuwa.com
【追記】
公聴会イベント期間中は大器の器で製作している水鉢、食器、急須類、オリジナル陶器作品もお値打ち価格で販売します。
夏の信楽に陶琴の音色を聞きに、自分のライフスタイルに合った陶器を探しに是非足を運んで下さい。お待ちしております。
【大器の器 蓮の球根プレゼントキャンペーン詳細】
大器の器HPサイトで水鉢を御買上げのお客様先着順で蓮の球根を来春にプレゼント致します。
ご用意できる球根が無くなり次第終了とさせて頂きます。
またHP掲載以外の水鉢も御座います。
それらのキャンペーン商品に関しましては個別にお問い合わせ 頂きましたら詳細説明致します。
■お問合せは下記の方法がございます
・メールフォーム メールフォームはこちら
ご用件「その他」でお問い合わせメールお送り下さい)
・電話 0740-82-0186
平日土日、祝日関係なしに受け付けております。 9:00~18:00の間にお願い致します。
プレゼントは来春となる気の長いキャンペーンですが、
この蓮の花や葉で皆様の生活に潤いを届けたいと考えております。
また育て方に関しても私たちが得ているノウハウの範囲でレクチャー致します。
何でもお聞き下さい。
私達に解らないことがあれば下のご住職に聞きに行きます。
それでは皆様宜しくお願い致します。
■Dancing Princessの世界 WEBサイトはこちら
信楽は朝宮のお寺の御住職さんです。蓮が好き過ぎてそれ様のHPを立ち上げておられます。
何でも17,8年前位には蓮のHPを立ち上げられたそうです。
信楽で一番HP自体早く立ち上げられたかも知れません。
物凄く詳しく蓮の事書かれています。これからもご指導宜しくお願い致します。