透水器を削りました。
一個一個削ります。
純朴水琴窟陶芸家の奥田大器です。
どうも夏は水琴窟。
以前、苦戦を極めた透水器。
この器から水が染みだします。
石膏型から離型せず
全部無駄にしていたのは過去です。
あれは本当に大変だった。
表面なんですが一皮削っています。
モロモロな表面にしています。
なんかこっちの方が水の沁みだし方が
良い様な気がするんですよ。
理論的には削ろうが削らまいが
同じ筈です。
別に水の染みだし方に変化はない筈です。
だって表面の穴なんてめちゃくちゃ
小さいから荒れている方が
沁みやすいなんて関係ないと思います。
でも何か一皮削った方が良い様な気がするんです。
水音の間隔とか単純に大きさとか。
こっちの方が良い様に感じるんですよね。
さらに表面UP。
単純に表面の荒れ方見たら
水が染みやすいのか?
いやいや穴の大きさ的には。
まあですね。
自分の感覚信じて作っていきます。
最後の一手間。削っていきます。
削りが無くなりゃそりゃ楽になるんですが。
透水器とは
この真ん中にある器です。
コケに水をやったらこの透水器にも
水が溜まり徐々に染みだしていき
ポツポツと水滴になって落ちて
水琴窟の音になります。
「大器の器」の陶琴を宜しくお願いします。
【大器の器Ch】
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