皆さんこんにちは。
大器の器の奥田大器です。
水琴窟陶芸家です。
今日は大器の器で製作している
水琴窟”陶琴”シリーズの説明をさせて頂きます。
陶琴の中でも室内、卓上水琴窟の説明です。
何が違うのか?
値段によって音が違うの?
そういった処を説明させて頂きます。
本日は卓上陶琴、
室内で使う水琴窟について
違いを説明させて頂きます。
それでは行ってみよう。
①陶琴Light・・・値段10,000円(税別)
大器の器で最小の水琴窟です。
水琴窟の水音は反響する容器の大きさ、
水滴が落ちる高さによって変わります。
単純にはこの二つが大きく高ければ
水音の反響音は余韻が長く、又大きく響きます。
ですので陶琴Lightは”最小”ですので
大器の器の水琴窟の中では反響音は小さいです。
これは正直に申し上げます。
しかし水琴窟と皆さんに胸を張って
言えるクオリティーの水滴の反響音に仕上げています。
“コンパクト”と”水滴反響音”の
両立するギリギリの線を目指した水琴窟です。
②陶琴Light2・・・13,000円(税別)
サイズは陶琴Lightと同じです。
何故値段が違うのか?
加飾デザインと釉薬、
原料の土が違います。
反響容器の湿り気を増す為に
原料土を変えています。
表面の加飾方法が陶琴Lightより
手間が掛かります。
洋風、モダンな居空間に合うようにと
考えて製作しました。
デザイン、原料土、釉薬が違う事が
値段の違いになっています。
③小丸陶琴・・・値段27,000円(税別)
陶琴Lightよりサイズ的に一回り大きいです。
音に拘るならばこれ位の反響容器の
体積と高さが欲しいです。
明らかに音の響きの余韻が長くなります。
大器の器で一番人気がある水琴窟です。
実際に大器の器ギャラリーに来て、
実際に音を聴き比べて購入する人が
一番多い水琴窟です。
④微小陶琴・・・値段39,000円(税別)
小丸陶琴より少し大きいサイズ感です。
水滴が落ちる高さも少し高いです。
ですので小丸陶琴より若干音の余韻、響きが出ます。
反響容器の形状も小丸と違い肩が出ています。
⑤壺型陶琴・・・値段49,000円(税別)
この壺型陶琴と丸陶琴は
室内用の水琴窟のサイズで最大です。
水滴反響音が一番良いのが⑤と⑥です。
何故か?単純に反響する場所の体積と
水滴が落ちる高さが一番有るからです。
明らかに①~④と⑤~⑥の
間には水音の違いが有ります。
⑥丸陶琴・・・値段47,000円(税別)
⑤壷型陶琴と同じ理屈で良い音がします。
また形状が”丸”ですので音の響きもいいです。
反響する場の体積、
水滴が落ちる高さ、
良い感じだと思います。
作っている人間の感覚的な話になって
恐縮なのですが良い感じだと思います。
申し訳ないです。
“良い感じ”としか言葉が思いつきません。
大器の器で二番目に人気がある水琴窟です。
以上です。
また水滴が落ちる時間、重さを
載せているブログはこちらです。
是非参考にして下さい。
次回は、
庭園陶琴、大型陶琴、小陶琴について
説明したいと思います。
【大器の器Ch】第359話
水琴窟の違いを動画で話して解説
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