今年も来ました。
あの頃に戻りたい陶芸家の
純朴奥田大器です。
高校生がやって来る3日間。
信楽高校セラミック科からの
職業体験です。
そんな彼の名はヤマナカ君です。
昨日から来てくれているのですが、
しっかり教えたら大概の事は出来る。
人間って素晴らしい。可能性の塊。
袋物という急須の蓋を
作ってもらってるんですが、
なんやかんやで出来る様になる。
体を使う技術というのは確実に
教える事が出来る。
本人の素養というのも
当然あると思いますが若い子は柔軟。
ちょっと目を離してる内に
出来る様になってる。
出来も綺麗やん。
ひょっとして俺らって
めっちゃ簡単な事してるんかな…。
そんな事が頭をかすめるほど
綺麗に出来てる。
もうちょっとおっさん面して教えたいやん。
偉そうに若者に陶器の事語りたいやん。
失敗したの見て「そんな簡単に出来ないよ~」
と喜色満面したいやん。
…昨日から言った事しっかり
綺麗に出来てるんよね~。
若い子は凄いです。
夢を持って歩んで行けよ若者よ。
迷わず行けよ、行けば解るさ。
この言葉も多分ヤマナカ君が生まれる前に
アントンが言った言葉です。
早いな~時間経つの。
明日、最終日も頼んます。
【大器の器Ch】第148話
そんなヤマナカ君の動く姿です。
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