今日は”オリジナリティー”です。
純朴ドラゴン陶芸家の
奥田大器です。
この写真”龍”です。
墨で描いた龍です。
これ描いたの土屋さんです。
信楽焼の原料土メーカーさんです。
その会社の社長です。
この社長さんは
“龍”を描いて坪庭を自分の所の
土を原料にして作って、
ブランディングしてはります。
ガンガンお客さんと触れ合いに
外に出て行きはります。
僕はこれがオリジナリティー
やと思うんです。
もう”土屋”の枠に入る気ありません。
龍を描く土屋なんか
日本中どこを探してもいないもん。
そこがすでに”ブランド”ですやん。
心意気や志だと思います。
そして単純に面白い。
ほんまに取り組んではる事が
勉強になります。
そんな人に
デザイナーさんなりバイヤーさんなりが
商品や作品として云々な事言っても
意味は”0″。
もうそこで戦ってない。
戦場が根本で違う。
その辺りを感じないと。
メーカーから店を目指す
普通の人達と同列で考えたらあかん!!
自分のしたい事や
表現したい事が先にあって、
その後にメーカーがある人なんやから。
この”龍”を描いた事が
どういう意味なのかを論じないと
あかんと思います。
表面の作品だけ見て言ったって
意味が無い。
僕はそう思うんですけどね。
多分、ここまで
ある意味突き抜けて、
“独特”性を醸し出してる人
信楽焼の中にいない。
もう完成度云々やないと思う。
これから土は土、焼き屋は焼き屋、
問屋は問屋、ショップはショップ、
この壁は無くなって行くと思います。
全てボーダーレス。
何故なら専門業だけでは食べられなく
なっていくから。
全ての職域に跨るのが
普通になっていくと思います。
山中陶土の社長の
話を聞いてると本当にそう思います。
山中社長の志みたいな物を
勉強させて頂きます。
と言う事で今日は俺も好きな事言います。
※【大器の器CH】第23話
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