昨日まで作ってました。
純朴水鉢陶芸家の
奥田大器です。
ロクロに土を直接貼り付けます。
なぜなら、
こうやって亀板固定します。
土で固定しないとズレます。
亀板が動いたらロクロは挽けません。
しっかり固定しましょう。
練った土を手で叩いて
底部分を作ります。
硬い土に練ってしまうと
手首と肩が外れそうです。
やり易い土の固さに練るのが
大事です。
これで作り易さが全然違います。
昨日のは硬かったな・・・。
底が出来たら
土を紐にして組んでいって
伸ばしていきましょう。
「伸びろ~。」
と念じて挽くのが基本です。
大体3回位が限界です。
上手かったら2回位で
目標の形、大きさに仕上げます。
僕は当然3回です。
それ以上やると歪んだり、
ヘタったりしてきます。
でも最初の頃は伸びないんで
何回も挽きます。
そして潰れます。
こんな感じ。
ここから焼き上げたら
1割~1割5分縮みます。
思ったより小さくなります。
大きい印象を
焼き上げの時点で持たそうと思うと
思うより大きく作った方がいいです。
木のコテなんかを使って
よく締めます。
締めが甘かったら乾燥中に
切れやすくなります。
最後の仕上げ。
取っ手着けです。
親父(社長)が着けます。
こだわりがあるみたいです。
俺にはやらせてくれません。
「お前にはまだ早い。」
3個作ったんですが
なんか思い思いの
取っ手着けていました。
大丈夫なんかいな・・・。
『大器の器』の水鉢シリーズです。
春になったら蓮根贈ります。
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