プロレスにまつわる話。
純朴プロレス史陶芸家の
奥田大器です。
『1984年のUWF』。
読み出したら止まりません。
柳沢健さんのプロレスルポ。
堪りません。極上の娯楽です。
僕は別にプロレスに
詳しい訳ではありません。
そんなに見ていた訳では無いです。
実際に会場で見た事も無いです。
でもこのシリーズ超面白い。
アントニオ猪木、
クラッシュギャルズ、
ジャイアント馬場、
UWF、
もう考古学ですよ。
物凄い執念で資料を読み解き
関係者に取材して
歴史を紡ぎ出しています。
別に本の紹介してる訳ではありません。
最近ですね、ホンマ今年に入って
自分(奥田大器)が陶器で表現したい物が
やっと解って来ました。
今まで結構受身やったんです。
目の前に有る物を取り組むみたいな。
でも陶器13年やってやっと
したい事が見えて来ました。
将来、自分を見返した時
?2017年の『大器の器』”と言える様に
頑張らなあかんなと思いました。
水琴窟だって極論は
有る物見て作りたいと思ったんです。
僕の中から湧き出したとはチョット違う。
しかしここ最近、
ホンマに沸々とこんな事したい。
と感じる事があります。
僕にとって陶器って
元々は親がやってる家業なんですよ。
なんか今までそこから
抜け出し切っていなかったと思います。
また?繋げる”のが俺の役目と
思ってた所もあります。
しかしやっと湧いて来た。
こんな物作ってこんな魅せ方したい。
美術系やデザイン系の
人間やったら中学生の時に持つ感情が
36才になってやっと湧いて来ました。
だってホンマに服とかファッション、
自分を表現するというのに興味無い。
もう破滅的に無い。
病的に無い。
そういう意味で陶器という
?表現”も大事な要素の仕事に
向いて無いと思ってました。
今でも自己演出には興味無い。
興味無いというか出来ない。
どこからやっていいか見当が付かない。
一年の半分Tシャツとトレーナーで
過ごしてまう。
自己演出の根本、
オシャレが出来ない。
というか解らない。
色合いとか組合せが解らない。
カワイイとかカッコイイとかの
言ってる基準が解らない。
そんなオッサンが陶器で
こんな事やりたいと思い出してる訳です。
やっぱり毎日やるって大事やね。
才能とか関係無しに対応してくる。
最後の方はなんの告白か
良く解らなかったですが
生暖かい目で『大器の器』を見てやって下さい。
・・・『昭和92年のDT窯』
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