“ろくろ”挽きが全てでは無い!! どうも純朴お刺身陶芸家の奥田大器です。
ろくろ挽きは数ある陶器の成形方法の一つです。基本的な技術ではありますが。
この写真の土の四角い板、ここから刺身鉢を作ります。
そうです、ブログでちょくちょく載せて来ましたが夏からずっと刺身鉢作ってます。
これが全て刺身鉢になります。
ありがたい話です。
あきらかに”ろくろ”とはやり方違います。プレスで押して形を作っていきます。
これは各窯元、陶芸家、陶器メーカーで違います。
どのやり方が一番良いか、作り手の特徴が出るか、納期に間に合うか、どんな機械や職人がいるか、
又自分がやって来た技術を踏まえて作り方を考えます。
こんな形になって出来て来ます。
今週は毎日ずっと刺身鉢作ってます・・・。目がチカチカして来ました。ありがたいです。
信楽、と言うか全国の陶産地共通と思うのですが”ろくろ”成型は数ある作り方の一つです。
陶器屋さんはビックリするような作り方をしてる場合もあります。
粘土というのはどんな形にも成型できる素材です。元祖シリコン産業です。
豊臣秀吉の朝鮮出兵は中国大陸や朝鮮半島の最新の作陶技術が欲しくて行ったという説もあるそうです。
国際的な最新工業技術の獲得戦争の意味合いがあったらしいです。
昔は最新やった訳ですよ・・・
陶産地には今のシリコンバレーみたいな意味合いがあったのかも知れません。
ロマンあるやん。
過去の埃を胸に頑張ります。
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