大きな玉ねぎに鉋で溝を・・・。純朴爆風でスランプな中野陶芸家のサンプラザ大器です。
玉ねぎにしか見えないこれは透水器です。
この前ブログに載せた透水器の仕上げをしています。
溝を入れる事によって水の流れを少しでも誘導しようとしています。
あんまり意味は無いかも知れません。
でもちょっとでも水をコントロールしようと彫っています。
この工程があるとないでは何十個もしてたら終わる時間がだいぶ違います。
最後の方になると意味あるんかなと自問しています。
でも一度彫ったら最後、彫らないと安心できません。
多分あっても無くても水音に影響は無いと思います・・・。
でもやっぱり彫らないと安心出来ません。音をテストした時に「!?」になるのが怖いのです。
直接お客様に渡すという事は本当に厳しいです。
このWebショップをして自分は本当に問屋さん、小売店さんに甘えていたと解りました。
凄いプレッシャーです。問屋さん達が物凄く盾になってくれているんだと解りました。
“お店”というのは厳しいです。
“作って”、”売る”のはホンマに難しい。
34才にして気付けました。
今までと違った悩みがいっぱい出て来ました。
一つ一つ解決していきます。
だから溝は彫り続けます。
彫らないと安心できません。
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