卓上水琴窟の透水器を作っています。純朴水琴窟陶芸家の奥田大器です。
この作業場のこのアングルの写真が多いです。
まだ型から出てすぐの状態です。
これに水滴の調整の細工をしていきます。細かくて時間のかかる作業です。
でも陶琴Lightの命の部分です。神経詰めてやります。
この工程は土が乾きすぎても生すぎてもあきません。
土の養生を細かく見ないといけません。
あるんですよ、うっかり乾かし過ぎる事。土が乾燥して硬くなるともう何にも出来ません。
今までしてきた工程がパーです。
でも生過ぎると割れたり歪んだりします。これも悔しい。
窯から出てくるまで本当に何が起るか分かりません。
失敗したらそれを踏まえて新しく作る事を繰り返していきます。
それでしか慣れて来ません。
かく言う今日も謝って来ました・・・。まだまだ未熟です。
今回作っている陶琴Light、少し透水器の部分を変えています。
ちょっとした工夫です。水が落ちる速度と時間を微調整しています。
この陶琴シリーズを作る時は常に何かが変わっています。
あんまり言わない方がいいかも知れませんが。
常に少しづつ工夫して微妙に変えています。
ぱっと見ただけでは分からないマイナーチェンジが常にあります。
この陶琴シリーズにはそろそろマニアなお客様が出現しています。
自分で改造を試みる猛者がいます。
僕のLINEにこういう事します。ああいう事します。と連絡が入ります。
そのお客様に負けていられません。ですので細かい変更しています。
きっといい音になるでしょう。
がんばって作ります。
【追伸】
今月30日(水)は『大器の器』ギャラリー、諸般の事情でお休みします。
宜しくご理解お願い致します。
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