金魚の大変さが日に日に染みて分かってきた純朴水琴窟陶芸家、奥田大器です。
思えば金魚水鉢の撮影の為に買ってきた金魚、大変です。
すぐ濁りやがる!!
この白い濁り、全部”フン”、金魚のフンです。
金魚飼育とは”フン”との戦いです。
という訳で気合入れて”水”を作ります。
この水鉢に入っている水、水道水です。一日(24時間)寝かせてます。カルキ抜く為です。
これでも結構水変えてます。週に1~2回。しかしこんな風になります。
これはもう一つの金魚水鉢です。
結構濁ってます。この白い濁りはぜんぶフンです。
何度も言いますがこいつらとの戦いです。
今回はこれだけ武器を揃えました(合計2,492円税込)。
土(赤玉硬質中粒)を出して掃除します。
水鉢洗って土もよく洗います。
そうしたら24時間寝かした水道水を入替します。
僕はこの寝かす水に市販の水育力(カルキ抜き)と病気防止の薬も入れます。
入替したらこんな感じです。
土が入っているんで濁ります。ここからまた一日(24時間)待ちます。
濁りが沈殿するのを待ちます。
さらにこの時、
薬の力を借ります。
何とかコケを抑えてほしいです。
僕が思うにですが水変えて数日すぎると一気にコケが繁殖して来ます。
撮影出きひん・・・。
別の金魚水鉢に避難させた金魚です。
明日土が沈殿しきった水鉢に入替えて水質保全作業完了です。
これを結構な頻度でやらないと駄目です。
うちの金魚水鉢買った方、これを参考に水を変えて下さい。
大変ですが生き物なんでしょうがないと思います。
むしろこれを含めて楽しむ、金魚の飼育環境を自分で考えるというのが良いと思います。
汚れが何もしなくても取れる土とか水鉢があればいいなとも思いますが、
それだと金魚飼育の醍醐味が無いような気もします。
販売流通ベースで考えるならそういう商品あればいいんでしょうけど。
金魚水鉢買って金魚を飼育する生活を送る。
金魚の水の事を考える時間が持てる、水を変える行為を楽しむ、より良い環境を自分で作る。
それらを含めて”金魚水鉢“という商品だと思っています。
『大器の器』はそこら辺りを考えます。
それでは明日の金魚の泳ぐ姿を想像して本日は失礼致します。
【追伸】
明日(4日)土曜日『大器の器』ギャラリー営業します。
金魚の姿を見たい方は是非来てね。メダカもあるでよ。
詳しい情報はこちら。
場所:滋賀県甲賀市信楽町長野1330-2
電話:0748-82-0186
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