自前でも水琴窟を作れることに気付いた奥田大器です。
本日も宜しくお願い致します。
私は信楽焼で水琴窟を製作している窯元です。
普段から水琴窟中心に仕事をしています。
そこで一つ気付いたのです。
『水琴窟ってけっこう簡単に作れる』んちゃう。
今日は簡単に作れるであろう水琴窟の手順を皆様にお教えします。
僕の脳内でシミュレーションしたら以下の手順で作れる筈です。
勇気のある方是非挑戦してみて下さい。
写真を送って来てくれたらこのブログで載せます。
▼準備する物
・甕又は壺(直径は尺(30㎝)程は欲しいです。
梅干しを漬ける用の物で充分です)
・玉石(砂利ではなくごろごろした感じがいいです。)
・砂利
・スコップ
・甕に合った庭のスペース
・竹筒(筒だったら何でもいいです。)
・木の板(何でもいいです。)
たったこれだけで自家製水琴窟出来る筈です。
▼ステップ①>>庭に穴を掘ります。
穴を掘らないと水琴窟は始まりません。
最初は小さな甕での挑戦をお勧めします。
埋める甕の口が地上に出る位の穴を掘って下さい。
直径尺(30㎝)位ですとそんなに
大きな穴じゃなくて大丈夫。
▼ステップ②>>その穴の底に砂利を引きます。
そんなに厚く引く必要はありません。
土の底が見えなくなるくらい薄く引いて下さい。
▼ステップ③>>甕(壺)をその穴に埋めます。
土を被せてその穴に甕を埋めて下さい。
口の部分を地上に出す形で埋めて下さい。
▼ステップ④>>地上に出ている甕の口部分に蓋をする。
木の板で蓋をして下さい。その際、
板を2枚使い中央部分を細く開けておいて下さい。
▼ステップ⑤>>玉石を蓋部分に置く。
その細く開けている中央部分を跨ぐ様に
玉石をセットして下さい。
その際、竹筒をその開いている部分から
甕の中に入れて固定して下さい。
▼ステップ⑥>>これで完成です。
じょうろでその玉石に水を掛けて下さい。
暫くしたら竹筒から水滴の反響音が聴けるはずです。
▼ステップ⑦>>甕に水が溜まったら石、蓋をどけて中の水を排水して下さい。
これが面倒くさいのですが仕方ありません。
ホームセンターで手に入る物で
水琴窟を作るとなると仕方ありません。
是非誰か挑戦してみて!!
もうこのブログの読者に丸投げします。
もし自分で作るのが大変だと思われる方は
是非こちら見て下さい。
うちで作ってる水琴窟シリーズです。
下の反響容器が大きい(体積が多い)ほど
水滴の反響音は良く響きます。
(宣伝します。)
今までの僕の経験上水琴窟の音はすると思います。
一から施工するとうん百万円する水琴窟ですが
これですと1万円以内ではないでしょうか。
挑戦する強者求む!!
本日は失礼致します。
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