私、奥田大器は祖父が始めた窯元(陶器メーカー)で働いています。
ですので普段は陶器全般を製作しています。
その中で水琴窟というものに出会い、
これをうちの窯の看板になる商品にするんだと思い今日まで作って来ました。
別にその想いが急に変わるわけではありませんが、
今、想う事は”自分の気持ち”が強すぎたと思っています。
一番大事に想っておかなければならない事、考えてなければならない事は
“使って頂ける人(お客様)に水琴窟が何をもたらせる事が出来るか”という事です。
水琴窟は”良い物”だという印象が自分の中で強すぎて販売するという事に
“我”が邪魔をしていたと感じています。
商売としてもっとも当たり前の『お客様が第一』という事が
ともすれば『水琴窟が第一』になっていたかも知れません。
反省です。
お客様が何故水琴窟の音を聴くのか?その音に何を求めているのか?
ひいては奥田大器の作るものがお客様に”何”を提供する事が出来ているのか?
もう一度考え直して出発したいと思います。
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