ロクロにフリーカップを据えて(逆向き)仕上げの削りをしています。
どうも、純朴フリーカップ陶芸家の奥田大器です。人生もフリーダムでありたい。そんな事を思う39歳です。
フリーカップ作りが宴もたけなわです。定期的にフリーカップの注文が入ります。有難い話です。有難い話ですので削ります。受け口に向かって沿っている形のフリーカップです。
機械ロクロの石膏型から出てきた素地がそのままでもかなり綺麗です。フリーカップは。ですので少しの箇所削るだけで出来上がります。
いじる必要がない。
単純な形こそ綺麗。手を加える箇所が少ないという事は変に削ると違和感増大です。違和感が出ない様にそっと削っています。
陶製のフリーカップはビールを入れると泡立ちが良いです。陶器は多孔質です。表面に沢山の穴が開いています。ですので気泡が立って泡がよく立つ。飲み口がクリーミーになる。専らそんな話です。
ちょっと前にはその泡立ちを利用して文字が浮かんでくるビアカップなんていうのも信楽で作ってました。今も販売していたな。お近くの雑貨店で見つけて下さい。なかなかのアイデア商品です。僕それを発明した人知ってるんですけど名前とか浮かしてはった記憶があります。
泡を抑える箇所とよく発砲する箇所を作ってやれば確かに出来ます。信楽は何でも作るんやなあと感心したものです。
【陶琴Presents 水沁み出しラジオ】#22
陶芸家と陶器メーカー