せっせと水鉢を削る。水鉢ケズル陶芸家の奥田大器です。小さな水鉢を削っています。
水琴窟も同時進行。水鉢の仕上げも同時進行です。石膏型に入っているのを抜きます。そして乾かします。いい感じで乾いて来たら削ります。
ゾーンに入るとこの削るのが楽しくってしょうがない。どんな形でも削れる気がします。余計に削ったり。そこまで形出さなくていいのにソリッドにしたり。
再現出来んのかいと思う時もあるので注意して削っています。
石膏型のある限り作ります。
沢山の種類の石膏型があります。工場の半分以上のスペースは型置き場です。大きいのから小さいのまで沢山有ります。
サイズの似ている石膏型もそりゃ~沢山有ります。間違えてセッティングしたら悲惨です。まだセッティングで気が付けばいいですが注文の数分押してから気がついたら悲劇です。
窯に入れる直前で気が付く事も…もう思い出したくない。
この毛布の下には削るべく新兵器が眠っています。
この毛布さえ被せていたら過度の乾燥を防げます。削りやすい。削る時に土が硬かったら手の皮めくれます。それが地味に痛い。
この時節、消毒液がとても沁みる。
【大器の器ファントムラジオ】#7
世界的アーティストのはなし