水琴窟(陶琴)の土を調合


どうも、純朴水琴窟陶芸家の陶琴作ってる奥田大器です。

先週に予告した通り水琴窟を作ります。先が見えない不安な時はとにかく撃つべし。偉大なるキャシアス・クレイ、モハメッド・アリが言ったとか言わなかったとか。

ならば水琴窟(陶琴)のwebショップの『大器の器』は水琴窟を作るべし。土を調合しました。

この写真の袋に入っているのがオリジナルの土です。土置いてる場所…ひっくり返ってるな。結構な量を作りましたよ。土を自分で作ってるんですよ。ああ市販して欲しい。なかなかの重労働です。

しかしこの土が無ければ水琴窟(陶琴)は何も始まりません。本当に重要なんです。製作工程から完成に至るまで全ての工程で重要なんです。

上手く行かなければこれだけの量をもう一度作り直す事もあります。そうです、何度も作り直しています。本当にやられそうになったもん。いろんな意味で。

未だに作り始めてみなければ解らないところがあります。だから陶琴作る時は結構なプレッシャーです。土作りに行く前の晩とか悶々とする。…メンタルが弱い。

しかしこんな時節だからこそ作ってやります。作り切ってやります。水琴窟(陶琴)を作る事で己の仕事の意味をもう一度噛み締めます。

…明日は削り仕事ですけどね。そうです、何事も仕事には順番が有ります。当然ながら当社(株)壺八は僕一人でやっている訳ではありません。社長がいて従業員さんがいて、そして注文があります。それらを調整しながら万難を排し進めて行くものです。…何を言ってるんでしょうか。当然の仕事の進め方を言ってしまいました。

水琴窟作って行きます。

【大器の器のファントムラジオ】#5
先輩風を吹かせたら恥をかいた

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