皆様お疲れ様です。土を練る陶器屋の奥田大器です。どんどん練っていきましょう。土練機が無ければ陶器屋は無力。
というわけで年が明けてから結構な頻度で練っています。土を。そして押しています。石膏型で機械ロクロを。もう親指の付け根が痛いよ。左手首が痛いよ。陶器屋は関節がよく痛む。しかし練らねばいけない時がある。それが今だ!
今練らないで、機械ロクロを押さないでどうする。今こそ押す時だ。俺が陶器屋としてやる時だ。何を言ってるんでしょうね。馬鹿なのかな?取り敢えず頑張りまっせという事です。
昔、泉ピン子さんが「頑張りますと言う奴なんかに頼まない。頑張らないと出来ないなんて信用しない。」と言ったそうです。俺…頑張ります。頑張り通します。そんな言い方しなくてもねえ。泉ピン子さん大好きです。やはり厳しい石井組。それ位じゃなきゃ何にも出来ない。
それでは土練機を別角度からどうぞ。信楽焼業界ではこの中に手を突っ込んで持っていかれるという事が枚挙にいとまがないです。今は亡きおばあちゃんからよく注意されました。機械は人間の都合など関係ありません。入れる物が土だろうが体の一部だろうがお構いなしだと。教習所の先生からも言われたな。どうぞこれから焼物業界に入られる方は気を付けて下さい。
でも俺もボケ~っとしている時あるよね。人一倍気を付けているつもりではあるんですが。すぐ身体引っ込めます。
これはですね、89年公開の「ゴジラVSビオランテ」が台湾で公開された時の現地宣伝用のポスターです。いいポスターですよね。しみじみ思うわ。大恐龍というのが満点。“大恐竜”ではないんですよね。“大恐龍”、龍です。そりゃあゴジラですから。“龍”でいいんですよ。
【大器の器Ch】第434話
信楽のコンビニで俺の気持ちはすれ違った